男のひげの永久脱毛

A.いいえ、脱毛を行っても毛は生えてきます。

ムダ毛（体毛）は、男性ホルモンの分泌によって、成長が促進されます。
ですので、男性ホルモンが分泌される内は、毛が生えてくる可能性があります。

男性ホルモンは、ストレスや夜更かし、喫煙などで起こる、自律神経の乱れや、油料理や肉などを、過剰に摂取する食生活や肥満から、多く分泌されます。

ストレスを溜めず、正しい生活習慣をお持ちの方は、脱毛の効果も大きいです。
ムダ毛が気になる方は、脱毛の効果以前に、まず、ご自身の生活のあり方を、もう一度見直していただく所から始めていきましょう。

生活が変えられない！という方は、プラセンタやイソフラボンなど、女性ホルモンの分泌を活性化するサプリメントを服用し、男性ホルモンの分泌を抑制させるという方法が、最近注目されているので、そちらを一度、試してみるのも良いかもしれませんね。

A.「永久脱毛」とは「永久に毛が生えてこない」のではなく、「高い減耗率を永続的に維持できる方法」を指しています。

「永久脱毛」という言葉を作り、広めていった、AEA（米国電気脱毛協会）というアメリカの電気脱毛士団体があるのですが、そのAEAでは、電気針脱毛方法について、「最後に電気針脱毛を行ってから一か月後に、毛の再生率が20％以下の状態」が「永久脱毛」である、と定義しています。
これは言い換えると、脱毛コースが終了して、一度ツルツルになってから、一か月後に、最初に生えていた毛の20％がまた生えてきても、それは「永久脱毛」と呼べるということなんです。

どうでしょうか？
皆さんのイメージされている永久脱毛とは、かなり食い違いがあるのではないでしょうか？
「永久脱毛」と聞けば、誰でも二度と生えてこないと思いますよね。

光やレーザーを使って脱毛を行うようになったのが、1990年代なのですが、その当時に脱毛をされた方が、死ぬまでに毛が生えてこなかったということが、データとして証明されてくると、また「永久脱毛」という言葉の意味も変わってくるのではないでしょうか。

A.「永久脱毛」を謳っているクリニックやサロン等は、信用しないことをおススメします。

今現在、あなたが通われているクリニックやサロンが、
「脱毛すると永久に毛が生えてきませんよ」
というのであれば、それは嘘をついているか、本当の事を知らないかどちらかであると言えます。

永久脱毛ができます、と宣伝している、家庭用脱毛器はさらに悪質です。
永久脱毛どころか、通常の脱毛もまともにできないケースが多いです。

クリニックやサロン側としても、
「永久脱毛できますか？」
と聞いてきて、脱毛後に生えてきたと因縁をつけてくる、悪質な客もおりますので、永久脱毛、という言葉については慎重に取り扱うようにしております。

クリニックやサロンの選び方ですが、脱毛は、肌の色や、毛質により個人差が大きいです。
日本人には日本人に合った脱毛方法がありますので、欧米やその他アジアで生産された脱毛器を使用しているところではなく、しっかりとした保証の付いている、国産の脱毛器を使用しているクリニックやサロンに通うことをおススメします。

A.いいえ、効果はございます。

エステで用いられている「光脱毛」は、発毛を促進する細胞組織を破壊し、ムダ毛が生えなくなるという脱毛方法です。
ですので、回数を重ねることで、今現在、あなたの体に生えているムダ毛を、限りなくゼロにすることは可能です。
しかし、たとえ脱毛をした部位の細胞を100％破壊しても、体は新たに発毛するための細胞を作ります。

ですが、一度脱毛で破壊された細胞から生えてくる毛は、脱毛前に生えていた毛よりも、薄くて細い毛に変わっています。
ツルツルを維持されたいのであれば、脱毛をし続けるべきですし、太くて濃い毛が、薄くて細い毛に変わった事で満足されるお客様もおられます。

効果が気になる方は、お試しができるエステがございますので、そちらで試されてみてはいかがでしょうか？
その際に、ヒゲは固く太い毛で、お試しの一回では効果が出にくいので、手の指・甲の毛などでお試しされると、効果も実感しやすいと思います。

A.「永久減耗」とは、FDA（米国食品医薬品局）というアメリカ合衆国の政府機関が、レーザー脱毛器の安全性を認め、販売を認可した際、電気針脱毛との差別化を図るために定義された言葉です。
その定義とは、
「レーザー脱毛の施術を三回行ったのち、半年が経過した時点で、施術前に比べ、67％以上が減耗している状態」とされています。

簡単に言うと、「毛は伸びてこないし、毛が減っている状態が長時間続く事」
といった感じでしょうか。

レーザー脱毛の歴史がまだ浅く、永久性を証明できていないため、少し、回りくどい言い方になっていますが、こちらも「永久に毛が生えてこない」のではなく、「高い減耗率を永続的に維持していく方法」の一つであると言えますね。