髭を抜いたら起こるトラブル
当記事をご覧頂いてる方にも、自分で髭を抜いて髭の処理をされている方がいらっしゃると思います。
実に簡単で、費用のかからない髭の処理方法です。しかし、髭を抜いて髭の処理をされていると、様々な肌トラブルの原因になります。
現在髭を抜いて処理をされている方で、細菌顔にニキビが増えてきているだとか、肌が荒れやすくなったり、乾燥しやすくなっている方はいらっしゃると思います。それらの原因は全て毛を抜く事で起こる肌トラブルです。
年齢が若い方はトラブルになりにくく、髭が濃くなっていき、体の基礎代謝がさがってくる30代の方が、こういった症状に見舞われます。
では髭を抜いて起こる肌トラブルの例をいくつかご紹介させて頂きます。
1. 毛が埋もれる。埋没毛

髭は1本1本太く、濃い毛になります。その濃く太い毛を、無理矢理抜いてしまうと、毛の根の部分から傷がつき、肌が痛みます。
そして、その小さな傷口にも毛穴から毛が生えてこようとします。でも傷を治すかさぶたのような働きを体は行うので、傷口の中に毛が生え蓋をされるので、毛が埋もれてしまいます。
これを埋没毛といいます。
埋没毛自体は体や肌にすぐに影響は出ません。放っておいても毛が成長の限界まで達すると、排出されて無くなりますが、伸びていく毛の場合だと炎症を引き起こし、炎症や、色素沈着の原因の元となります。
そのようになった場合は、埋没毛の箇所を切開し、抜き取らないといけなくなります。
2. ニキビみたいな炎症、毛嚢炎

髭を抜くと、毛穴に傷が出来る事があります。
その毛穴の傷にブドウ球菌が入り込み炎症を起こす事を毛嚢炎といいます。
この毛嚢炎は、一見ニキビみたいに見えますが、ニキビはニキビ菌による吹き出物の為、ニキビとは違うものになります。
また重度になると、毛穴の周辺に赤みが出来、毛穴の中は白い膿が出来、たまっていきます。
軽度の毛嚢炎の場合は放っておくと治ります。しかし重度の毛嚢炎の場合、腫れがひどくなり、医者に相談して治療しないと治せなくなります。
そのような場合抗生物質で治していきますが、稀に切開して膿を出していく事があるので注意しなくてはなりません。
3. そばかすみたいなシミが出来ていく。色素沈着

髭を抜いた箇所に赤紫がかったシミみたいなものが出来る事があります。
毛を抜いた事による色素沈着です。
この赤紫がかった色は、髭を抜いた時に傷が着き毛細血管が出血した際のヘモグロビンの赤色と、元々の毛に含まれているメラニン色素の黒色の色素がまざり、赤紫色に変化します。
そしてそばかすみたいに肌にシミが出来、中々取れなくなっていきます。
4. 抜く事が止めれなくなる精神疾患。抜毛症

毛を抜いているとなんだか気持ち良くなってきませんか?
毎日の朝の毛抜きが日課として楽しみなってきている。そのような方は、抜毛症と呼ばれる精神疾患の可能性が大きいです。
抜毛症とは、ストレス等が原因で、髪の毛や体毛を抜いていきやめれなくなる精神疾患です。
このようになってしまうと精神病院に通い、カウンセリングでの治療となっていきます。
だんだんと、髭や毛を抜く間隔が狭まり、喫煙者がタバコを吸う間隔で毛を抜いていると抜毛症と認定されますので、その前に止めておくことがベストです。
5. 髭を抜くと髭が濃くなる

良く毛を抜くとその毛が濃くなって生えてくると誰かから聞いた事があると思います。
この事については事実です。
実際太くなり生えてくるのでは無く、毛穴の中にある毛細血管が太くなり、毛の太さは変わらないのですが、太く見えてしまうのです。












































